今年は【すごろくノート】でノートの使い方が大きく変わった。
今年の 8月頃に本格始動した『すごろくノート』、ついに1冊目が書き終わりました。
すごろくノートとは、原 麻衣子さんが発案したノート術。
詳しくは上の記事を読んでいただいた方が早いと思いますが、要するに、すごろくのコマのように頭の中のことやタスクを書き出していくノートの書き方です。
書き始めた頃は早起きがマイブーム(笑)で、5時過ぎに起きてあつ森やったりこのノートを書いたりしていたのですが、寒くなってからめっきり早起きが出来なくなってしまいました(´;ω;`)
日の出が遅いと、「え、こんな真夜中みたいな暗さなのに起きるの!?」みたいな気持ちになって、意志の弱い私の脳みそは起きることに激しく抵抗を示します…。
まあそんなダメな今日この頃のことはさておき、朝イチはなかなか難しいのですが、すごろくノート自体は今も続いています。
今までは「頭の中のことを書き出そう」と思うと、罫線のノートに文章や箇条書きで書くか、マインドマップもどき(真ん中にテーマを書いて、思い付いたことを枝のようにつなげて書いていく方法)で書くことが多かったです。
ですが、今思うと、それらは時と場合により合わない部分もあると気付きました。
●罫線ノートに文章で書く
・ちゃんとした文章で書こうと肩肘を張ってしまう(余計なことに頭を使う)
・文章だらけの中から視覚的にタスクやポイントになる部分を見つけにくい
・ネガティブなことを書いた後に気持ちを切り替えにくい
(すごろくだと、次のコマで「ま、そういう時もある」とか客観的に書きやすい)
☆読み返すつもりの日記として書いたりするのは◎。
あくまでゴチャゴチャな頭を整理したい場合のデメリットです。
●マインドマップもどき
・せっかく筆がのってきても、紙がいっぱいになるとそれ以上広げられない。
・基本的に、何について考えるのかテーマが決まっているとき向け。
☆書いてる時点で自然と(枝ごとに)項目がまとまるので後で整理しやすい。
テーマが決まってるときはこちらをよくやります。
喋るシチュエーションで例えるなら、文章で書くノートは「ストーリーテラーとして聞き手(読み返す自分)に話す」、マインドマップは「制限時間内(限られたページ内)にテーマについてのアイディアを出し合う」、すごろくノートは「好きなだけ人(もう一人の自分)と会話しまくる」といったイメージでしょうか。
いや、しっくりくる例えなのか自分でもよく分かんないですけど(笑)
どれも楽しいのですが、私の場合日々頭の中を整理するには、ページ無制限で会話をポンポン交わすようなすごろくノートが合っているようです。
頭で考えてもよく分からなかったことを人に話してみると、会話しているうちに自分で「あ、私そういう風に思ってたんだ。」って納得することありませんか?
あれを一人でやるのです。人に話すのと違って遠慮もいらないし、急に話が変わっても大丈夫。バカみたいなこともクソ真面目なことも、何を書いても良いのです。
すごくスッキリしますよ!
そんな感じなので、以前の記事では「恥ずかしくて実物はお見せできません」と逃げたのですが(笑)
「人のノートや手帳を見るのが大好きです!是非見せてください!」と常日ごろから言っている人間がそれでは面白くないと思うので、一応雰囲気だけお見せしたいと思います。
うわぁ、部屋でひとり言をブツブツ言ってたら全部聞かれてた時みたいな恥ずかしさ。
これは過去の手帳絵録を見返して、「またほぼ日手帳カズンを買って再開しようかな!?」「でもこれ以上手帳増やしてどうすんの?」みたいな考え事をしていた時だと思います。
当時に私に「安心しろ、悩んだってどうせ増えるもんは増える。」と言ってあげたいところですが(そういう問題じゃない)、こういう考え事や「でも…」みたいなことも全部書き出して、そこにセルフツッコミを入れていくことですごろくを進めていくわけです。
これが結構楽しい。
余談ですが、元々ネガティブなタイプがポジティブなことを書こうとするとき、普段の自分が使わないような言葉やテンションで書いてしまうと、逆に「無理してる感」を感じて疲れてしまうかもしれません(私が最初そうでした)。
あんまり柄じゃないのに語尾に「♡」つけたりとか、すごいハイテンションで自分を褒めたりしていたら、なんだか逆に「私何やってんだろ…」という気持ちになりました(笑)
そこで、「自分が感じている以上のテンションで書かない」とか、無理にキラキラさせず「『は?こんなの出来たとか神か?』と自分がしっくりくる褒め方をする」(オタクにしか分からんかもしれない)とか、少しずつ自分に合った書き方を見つけたら、1冊終わるまで楽しく使うことができました。
よく自己肯定感を上げる為にノートで自分を褒めよう!みたいな話を聞きますが、なんだかそれが肌に合わないな…と続かなかった人は、そのあたりを考えてみると良いかもしれません。
そんなわけで、このすごろくノートは今後も続けていきたいと思います。
出来ればまた早起きも頑張り…たいです…(小声)
本日もお付き合いいただきありがとうございました。