エモさが爆発してほぼ日手帳カズンまで買ってしまった話をしよう。
前回『来年の手帳紹介のお時間です。』ということで、俺のクレジットカードが火を噴いた結果自らの業火に包まれ消し済みとなった話をしました(脚色が酷い)。
恐ろしや恐ろしや、と両手を擦り合わせていた私ですが、恐怖はここで終わらない。
類は友を呼ぶと言うが、手帳は手帳を呼ぶのかもしれない。
いい加減回りくどいので結論を言うと、「ほぼ日手帳カズンavec」も買ってしまったのです。
カバーは「ストロベリービスケット」。
面白くて気になっていたヨシタケシンスケさんの「YES・NOしたじき」も合わせて購入しました(これはオリジナルサイズ。嫌なことを頼まれたときにレッドカードよろしく突き付けるのに良いサイズですね)。公式の通販なので、特典のボールペンと筆ペンも付いています。
「avec」はいわゆる分冊の手帳で、手帳本体が1月~6月と7月~12月の2冊に分けられている、ちょっと変わった手帳です。
持ち歩く際の軽さを重視する人や、色々貼るのでものすごく分厚くなってしまうという人向けですね。
通常のカズンのカバーだと背幅がちょっと余るので、片側に別のノートを入れて使うのもアリです。私はちょうどA5の読書ノートを使っていたので、右側に入れてみました。
左がavec、右が無印の方眼ノートです。
(avec本体の写真がコレしかなくてすみません。気になる方は是非調べてみてください!)
ということで。買ったモノ紹介はこのあたりにして、ここからは何故買ったか、どう使う予定かという話です。
少し長くなるかもしれませんがご容赦ください。
* * *
少し前に、来年の手帳を選ぶにあたって、過去の手帳を引っ張り出して見返していました。
私はあまり過去の手帳を見返すタイプではないのですが、見返してみるとやっぱり、見返すのが楽しい手帳とそうでない手帳があると気付き、例えば、感情まで事細かに書いた日記は色々複雑な気持ちになるので、あまり見返したくないなと感じました(笑)
(今回読み返したことで、全く記憶になかった人に言われて傷ついた言葉などを思い出してしまいました…。逆を言えば、当時はすごく腹立っていたのに、すっかり忘れて生きていたなんて自分は案外幸せなヤツだなぁとも思いましたw)
逆にネタ帳として使っていたときのメモとか、我ながらなんか味のある殴り書きなどは見ていて楽しかったです。
そしてその中でもダントツで楽しかったのが、2014年頃にカズン(2015はMDノート)で描いていたイラストたちでした。
当時はフォロワーさんと一緒になって、「#手帳絵録」というハッシュタグを付けて、手帳に描いた絵(私は別の紙に描いて貼っていましたが)をTwitterに投稿していました。
(※当時のアカウントは消してしまったため、残念ながら私の当時のツイートは出てきません。)
その一部がこんな感じです。
この辺は夢日記シリーズですね。謎のインド人と酷い性癖語りのギャップがすごい。
別に毎回夢日記だったわけではなく、普通にエッセイイラスト的なものだったり、好きなものを語っていたり、絵の練習だったり、創作キャラの紹介だったりテーマは様々。
これが、自分で言うのもなんですがものすごく「いいじゃないか!」という感じで(笑)
読み返すのが楽しいと思えるのは、こんな理由なんじゃなかと思います。
- 人に見せる前提で描いていたので、良い意味で言葉や出来事を選んでいる。
- つまり生々しい思い出やネガティブな感情が基本的には書かれていない。
- 当時はこれがメインの「創作活動」のようなものだったので、すごく楽しんで絵を描いていることが伝わってきた。思い出すとエモい。
- 定期的に描いていただけあって、もしかしたら今の自分の絵よりクオリティが高いのでは!?とある意味ショックを受けた(笑)自分の描く「線」や、今はめったに描かないようなテーマの絵が当時は描けていたことにちょっと感動した。お前意外と良い絵描けるじゃん!みたいな。
- 手帳自体が作品集みたい(空白ページの方が多いけど)
要するに、日記や予定管理の手帳とはまた違って、自分自身が読者のような感覚で読み返せる手帳ということですね。
もちろん、読み返した時のことは考えず書きたいことを書いたり、正統派の日記として使う手帳もそれはそれで良いものです。
でも、逆に自分が読み返すことを前提に、こういった使い方をするのも面白いなぁと改めて思ったので、またこういう「創作活動」をしてみたくなりました。
長くなりましたが、要するにまた絵を描きたくて、ほぼ日手帳カズンを買ってしまったというそういう話でした。
次の記事では、自己満足振り返り記事ということで、2014年のカズンに描いた絵をいくつか紹介したいと思います。
興味がありましたらお付き合いいただけると嬉しいです。