積読リストと最近読んだ本。
自分の尻を叩くために、積読状態(Kindle含む)の本をリストアップしてみる。
めんどくさがりなきみのための文章教室/はやみね かおる
あるあるデザイン 言葉で覚えて誰でもできるレイアウトフレーズ集/ingectar-e
今さら聞けないお金の超基本/坂本 綾子、泉 美智子
マーマリング・トーク/杉浦 さやか
官能小説用語表現辞典/永田 守弘
スペイン文化読本/川成 洋
異端審問 大国スペインを蝕んだ恐怖支配/トビー・グリーン
文芸オタクの私が教える バズる文章教室/三宅 香帆
買おうと決めている本や再読したい本も沢山あるし、基本は読みたい気持ちがノってる本を読むので、突然ここにない本を紹介することもあると思います。
何かに興味を持つととりあえず本を買ったりするのですが、そういうもの程ボリュームがあって(あと自分の知識が少ないので)読み終えるのに苦労してしまうんですよね…。異端審問の本なんてもはや鈍器ですよ鈍器。
ちなみに最近読んで面白かった本。
V系の黎明期~黄金期をリアルタイムで見てきた「共犯者」の音楽評論家市川さんと、その市川さんに「V系が服着てメシ食って歩いているようなもん」と表現される”ヴィジュアル系ライター”藤谷さんの、対談形式のV系文化論。
「一時期バンギャを名乗っていたとはいえ、自分がハマっていた時代のハマっていた界隈のことくらいしか分からないんだよな~」と、改めてV系とはなんぞやと思い手にとった本です。
ヤンキー文化からオタク文化への変遷、Xの存在の強さ、年代や立場・スタート位置の違う二人(業界人&バンギャ)の異なる視点からなるV系論…パンチの効いた対談がとても面白かった!自分が好きだったバンドの、当時は知らなかったような話が出てくる度に色んな意味で胸アツでした…(胸が痛いとも言う)。
V系に限らずアーティストやクリエイターを取り巻く環境は大きく変わってきていると思います。
大きな会社の後ろだてがなくても、自分たちの戦略で「バズる」ことが出来るチャンス多き時代でもあるけれど、逆に昔のように「お茶の間みんなが見るメディアで大ブームに!」という状況は難しい。
SNSなどでファンとの距離が近付いたことも、良い面もあれば、ファンの目を気にし過ぎてしまうというよくない面もある。
昔のヤンキーマインドなバンドと違い、真面目なんだけれど細く長くやっていきたいというバンドが増えたらしい…という話はなるほどなぁと思いました。
自分なんかは、コアなファンをつけて細く長くやってく方がサブカルらしくて、ファン的にも「そんなバンドに目を付けた私…!」みたいな厨二心がくすぐられて良いんじゃないかとは思うんですが…。それでジャンルそのものが縮小していってしまっては本末転倒ですもんね。
なんだかどんどん収拾がつかなくなってきちゃったぞ…。
熱く語ったところで今のシーンを知らんくせに!と怒られてしまいそうなので、本日はこのへんで。
とりあえず表紙の蟹めんまさんが描いたどう見てもキ〇ショーの絵が可愛いです。はい。