「ファッションイラスト」を考える。

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昔から「ファッションイラスト」と称されるようなジャンルやイラストレーターさんが好きです。

中でも、いくつか具体的に「こういうイラストって憧れるよなぁ」という要素があるのですが、自分の絵は完全にオタクとして歩んできた人生の中で形成されたそれなので、なかなか自分の手癖と憧れの要素を上手いこと融合できません…。

なんて思いながら描いたのが上の絵です。

ファッションイラストの練習なのに、何故リアルクローズじゃなくメイドにしたのかは私もよく分かりません。たぶん趣味の一言に尽きる。

 

せっかくなので、最近買った素晴らしい画集を紹介させてください。

 

ファッションイラストに特化したイラストレーター40名の作品が詰まった1冊。

ファンタジーな衣装や二次元っぽい制服なども良いけど、実際に街の女の子たち(男性もいます)が着てそうな服、イマドキなコーディネートという、まさに「リアルクローズ」をテーマにした本って、ありそうであまりなかったかも?

書店で見つけてめちゃくちゃ興奮して、買おうとしたら財布に800円しか入ってなかったので翌日改めて買いました(要らん情報)。

あ、小学生じゃないですアラサーです。

 

ちなみに、以前から言っていたのですが、私はロリータファッションのイラストを描くときに、「リアルクローズとしてのロリータファッション」をテーマにして描いています。

普段着ない方からすればきっと、ロリータがリアルクローズということ自体違和感があるかもしれませんが(笑)

アイドル衣装でもなく、中世のお姫様のドレスでもなく、実際にロリータブランドで売られていそうなお洋服を使ったコーディネートをイメージして描いているということです。(もちろん何を「日常」「非日常」と捉えるかは人それぞれだし、常識にとらわれない人がいるからこそファッションって面白いんですけどね。)

 

なんだか話が逸れてしまいましたが、要するにこの「リアルクローズ」というキーワードにとても魅力を感じるという話です。

いつか、この本に載ってても恥ずかしくないお洒落な絵を描けるようになりたいなぁ…。

 

もっと色んなファッションで、お洒落な男女を描けるように頑張ります。