性癖が確立されつつあるリアル黒歴史ノート。
最近定期的に「黒歴史ノートを処分する日」をつくって、小学校高学年くらいから現在にいたるまでの色んなノートを、少しずつ処分しています。
将来の自分が読むためというよりは、その時の気分を吐き出したいだけだったんだろうなという内容がメインなので、容赦なく千切っては投げ…じゃなくて捨てることにしました。
というか、こんなもん何らかの事情で他人の目に触れる機会が訪れてしまったら、例え私が死んでいたとしてもあの世でもう一回死にたくなると思う。
以前はなんとなくもったいない気がしていましたが、収納にも限界があるし。
いい機会なんで、人生の大掃除だと思ってひたすら紙を千切りまくっています(なんかカッコイイこと言ったつもりの顔)。
そして「あるある」ですが、中学生くらいまでは、日記と一緒に謎の絵や詩が書かれていることもしばしば…。
大体は今すぐお焚き上げしてやるから成仏してくれって感じのシロモノですが、せっかくなので一つだけリアル厨二時代の絵を載せて供養としたいと思います。
彼女に一体何が起きたんだ。
たぶん、厳密に言うと中一とかそのくらいの時の絵です。
「なんかボロボロになってでも戦う女子キャラかっこいい」
「リボンじゃなくてネクタイの制服が憧れ」
「喫煙女子が性癖(もちろん未成年はダメです。)」
「ピアスめっちゃ開けてる子って良いよね」
「包帯とかよく分からんからリボン結びしとけ」
「手も描けないから画面の外にあることにしとけ」
そんな当時の思考がありありと伝わってきます。
性癖は無事にこじらせたまま大人になってしまいましたが(つまり現在進行形で黒歴史を生み出し続けている)、流石に10年以上経って絵は成長したんじゃないかと思います。
ただ、この頃は誰に見せようというつもりもなく(もちろんSNSとか気軽に見せられる場がなかったというのもありますが)、純粋に楽しくて日々絵を描いていたんだなぁと思うと、ちょっとだけ羨ましい気持ちにもなりました。
人の評価も気にせず、「描かなきゃ」と気負ってペンを持つ手が動かなくなることもなく、今描きたいものを描くというただそれだけのことが出来ていた自分。
そういう姿勢みたいなものは忘れずにいたいものですね。
色んなことを思い出させてくれたノートたちに感謝しつつ、早いところ燃えて灰になってくれと祈っています。