描いたページ数の分ちょっとだけ自分が好きになる、たぶん。

名古屋コミティア53で頒布予定の、イラスト本の表紙イラストを描きました。

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ちょこちょこ話題にはしていましたが、「イラスト集」というより「架空のファッションブランドのムック本」という設定で描いている、読み物要素も強めの本です。
イラストはさらに修正を加えて、実際にはB5サイズの本になる予定。
色々語りたいことはあるのですが、本格的な「ここを見て!」アピールは完成してからにします。
(とか言いつつ、以前の記事で結構語ってしまったけど…→ 『部屋と新刊と私』 )

そういえば表紙を描くにあたってなんとなく、前回のコミティアで頒布したマンガ、『学園ツェーレ』を読み返してみました。
小さい頃から自由帳を単行本に見立ててマンガを描いたりはしていたけど、印刷所で印刷してもらった(自分としては)初めての本格的なマンガです。
改めて見ると稚拙な部分もありますが、なんかこう…自分で本をつくるというワクワク感を思い出してきました。
自分が過去に描いた作品を見返してみるというのも、私の中ではモチベーションを上げるための一つの方法だったりします。ものによっては恥ずかしくて逆効果になることもありますが。

なんだか話にまとまりがなくなってしまいましたが、とにかく本を作るって楽しいよ!ってことを声を大にして言いたいです。
まだ一冊しか作ってない初心者ですし、二冊目はマンガではなくイラストメインの本という自分にとっては未知の世界。
それでもあんまり売れなくても後悔はしないかなと思うくらい好きなことをやってるし、なんなら次に作りたい本の候補がいくつもあって、どれを優先するか悩んでいるくらいです。
「大変そうとか売れないだろうとか言ってないで、もっと早いうちから本を作ればよかったな…」とすら思っているので、同じような感じで迷っている人は是非挑戦して欲しいなぁと思います。
少なくとも、妄想しながらやらずに終わるよりは絶対に良い経験になるんじゃないかと。

あまり偉そうに言うのもアレですが、私自身が他の作家さんの創作活動の話を聞くとヤル気が出るので、こんな話でも誰かの心にワクワク感に火を着けられたらいいなと思って垂れ流してみました。
あとは実際に二冊目を完成させねば説得力がありませんね…
気合入れて頑張るぞ~(散々楽しいとか言いつつ〆切を思うと白目剥きそうになります)