物好きがモノを捨てる話。

去年の夏、心機一転かなりの量のモノを処分しました。
元々「モノ」が好きだし、「モノを買う」という行為も好きなわりに、買ったモノを見直したり処分するという行動が大の苦手でした。

理由としてはたぶん、

・(多すぎて)かかる作業時間や労力が想像つかなくて怖いので逃げていた
 (「超面倒くさいんだろうな…何日かかるんだろ…やりたくないな」みたいな)
・そして開かずの引き出しみたいなものが多すぎてマジで怖い
・着てないけど可愛いと思う、あるいは思い入れがある服を捨てられない

といった感じ。
よくある「もったいないから」という理由ももちろんあるんですが、どちらかというと面倒で逃げていた部分が多いです。
それでも「今しかない!」と思い、数日かけて結構な量のモノを処分しました。

それから約一年。
一旦落ち着いた「要らないモノを処分したい欲」がまた湧きはじめ、再度着ない服を見直したり、(ああ言っておきながら)結局前回手を付けられていなかったゾーンの片づけを再開しました。


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前回思い入れがあって捨てられなかった服たちは、処分する際に「やってみた日記」に絵だけ残してみたり。
他にも「使わないからあげる」と貰ったブランドもののコスメ(色が似合わないのに見た目がオシャレでずっと取っておいてた)、期限切れに気付かず持ち歩いていたポイントカード、捨てるタイミングがよく分からず使っていたヨレヨレの下着などなど…
今思えばさっさと処分すればよかったのに!というものばかりですが、なんとか処分することが出きました。

それでもまだまだ未開の地(笑)や見直す余地があるモノたちは沢山あるので、休日などを使ってモノを減らしていきたいです。

ちなみにですが、私はいわゆる「ミニマリスト」を目指しているわけではありません。
ブログなどを参考にさせて頂いたりはするし、自分がこだわらない部分は最低限の数に絞ってもいいなと思います。

でもやっぱり、根本的には「モノ」が好きなんですよね。
もちろん「コレは無駄遣いしてしまったな」とか「思ったより使えなかったな」というモノは極力持ちたくないし、そもそも買わないように気を付けなければと思います。
ただ、ひたすら「持たない暮らし」を目指すのは自分には合わないし、好きな「モノ」には囲まれていたいんです。
なので目指すところは、「要らないモノを処分し、好きなモノに囲まれる生活」でしょうか。
きっと「最低限●パターンの着回しが出来る服だけ持つ」とか、「CDはかさばるから音楽はDLする」とか、そういうそぎ落とし方は私には合わないと思います。
今後も手にしてワクワクできるものは買ってしまうだろうし、まだまだ失敗や定期的な見直しは続いていくことでしょう(笑)

「モノ」って言い方はかなり曖昧ですが、とにかく形あるからこそワクワクする「モノ」が好きです。
私が創作イベントに行くのが好きなのも、画面越しで見てた人の作品が形になって手元に迎えられるから、というのが理由の一つかもしれません。

そんなわけで、思い切って不要なモノを処分しつつ、好きなモノだけに囲まれ、自分も誰かにとってワクワクするモノが作れる人間になれたら良いなと思います。
(無理やりまとめて解散!)